「パフォーマンス・マネジメント-問題解決のための行動分析学-」を読んだ
こちらのブログに触発されて、
パフォーマンス・マネジメント-問題解決のための行動分析学-を読んだ読書メモ。
読書メモ
個人攻撃の罠
- うまくいかない原因を他人や自分の性格、能力、やる気、適正などのせいにしてしまい、問題解決のためのアクションを取らない
- 問題となる行動と、その行動が起きる原因に目を向ける。
ABC分析
- 先行条件(Antecedent)/行動(Behavior)/結果(Consequence)
- 行動随伴性:「〜のとき、〜したら、〜になった。」
- 行動:死人にできないこと全て/「〜しない」ではなく、「〜する」という行動。
- 遺伝的に備わっている反射が引き起こされる場合:AB分析
- 例:パブロフの犬/カナヅチ(トラウマ)
強化の原理/好子・弱化の原理/嫌子
- 良いことが起こると経験した行動は強化され、悪いことが起こると経験した行動は弱化される。
シェイピング/モデリング
- 言葉では説明できない/レパートリーにない行動
- 具体的な手本を見せる
知識のパフォーマンスマネジメント
- 「知識」=「行動レパートリー」として具体的な標的行動に落とし込む。
- 学習者が行動レパートリーを習得できるように行動随伴性を整備する。
効果を高めるために
- 行動と結果の関係は明確に
- 結果は行動に対して確実に
- 結果の伝達は行動の直後に
優先順位-具体的な達成目標-行動目標-パフォーマンス・フィードバック
- 大きな目標を、達成可能な範囲の小さな目標に切り分ける。
- 目標に締め切りを付ける。
- 「〜する」という望ましい行動を標的行動にする。
- 達成度を知るために記録を取る。
うまくいかない時の軌道修正
- 先行条件を変えてみる。
- 結果を変えてみる。
この本を読んでいる途中に、こんなものを見つけた。
HabitStrap – Knock-Out bad habits. Science backed.
身につけることで標的行動を常に意識させられるし、「それなーに?」と聞かれるたびに標的行動の説明をするから、ものすごく強力に意識付けさせられる。 繰り返し口にするので、自己成就予言にもつながっている気がする。 禁煙、ダイエットなど習慣化したい行動がある人にオススメ。
29/66日 禁煙継続中